乗りつぶし 第23話 2013/4/21-27 九州
(2013/04/30記)

 九州は、九州新幹線の開通以前に鹿児島本線(門司〜西鹿児島(現・鹿児島中央))と日豊本線(小倉〜鹿児島)に乗ったことがあるだけで、ほかの路線・区間は未知。いよいよその九州の乗りつぶしを始めたくなってきた。

 ところで、現状では家事都合により、1週間を超える旅行は難しい。
 しかたないので、九州までの往復は新幹線を利用して日数をかせぐことにした。少し割高になることには目をつぶって。
 ここ数年はフリーパス(大人の休日倶楽部パス、青春18きっぷなど)を使ってばかりで長距離の普通乗車券を購入することはなかったので、少し戸惑いがある。

 乗りつぶす路線・区間は、JRでは九州新幹線、鹿児島本線(鹿児島中央〜鹿児島)、筑肥線、唐津線、長崎本線(鳥栖〜久保田)、佐世保線(有田〜佐世保)、三角線、肥薩線、指宿枕崎線、日南線、宮崎空港線、吉都線を、私鉄では福岡市交通局空港線(博多〜姪浜)、松浦鉄道、肥薩おれんじ鉄道、くま川鉄道、鹿児島市交通局、東京都交通局上野懸垂線[モノレール]を想定。
 あと、横浜高速鉄道みなとみらい21線を乗りつぶすか、それとも横浜市交通局[地下鉄]と相模鉄道(二俣川〜湘南台)を乗りつぶすかは、現地で決めることにしよう。

 九州新幹線は片道乗車すればよいことと「旅名人の九州満喫きっぷ(九州のJR・私鉄の普通列車に3回(人)乗り放題。10,500円なので1回(人)当たり3,500円)」をフル活用したいことから行程を組んでいくと、往路で「弘前〜博多」と「鳥栖〜宇土」に、復路で「鹿児島中央〜新横浜」と「横浜〜弘前」に乗車するための乗車券が必要だということになった。購入したのは、「弘前〜鹿児島中央」の往復乗車券。
 もし、「弘前〜博多」の往復乗車券、「鳥栖〜宇土」の片道乗車券、「鹿児島中央〜博多」の片道乗車券を購入したり、あるいは実際に乗車するとおりに片道乗車券を購入したりすると、少なからず高くつく。

訪問年月日記        事
2013/04/21

 往復乗車券の「ゆき」を使って新幹線で博多へ向かう。途中、上野で寄り道する。

 天気がよくない。都内は昼ころまで雨との予報。

05:54弘前発→(JR奥羽本線)→06:33(遅06:35)新青森着
06:46新青森発→(JR東北新幹線)はやて22号→10:30上野着

 東北新幹線のE5系に乗るのは初めて。座席の前後幅が少し広くなったようだ。窓側足元にはAC100Vの電源があってパソコンを使うときなど便利。

 岩手県内を走行中、窓の外は雪景色となった。この時期の降雪は、数十年ぶりだそうだ。降雪は、宮城県、福島県まで続き、栃木県に入ったあたりで雨に変わった。

 上野に着き、知人と合流。雨脚がわりと強い中を上野動物園へ。天気予報だと雨は昼ころに止むようだ。けっこう寒い。

 目的は、上野動物園のモノレール(東京都交通局上野懸垂線)の乗りつぶし。動物園自体への関心は、希薄。
 このモノレールは、園内の2駅(東園、西園)を1分半で結ぶものでいかにも遊戯施設のように見えるが、実は公道をまたぐため鉄道事業法に基づく交通機関となった事情があるそうな。

 一方、知人は、ゴリラの赤ちゃんを見たいなどと興味津々の様子。
 見事な藤棚を眺めたりしながらゴリラの住まいへ。知人お目当てのゴリラの赤ちゃんは、すでにこどもくらいに成長していた。カメラを持った撮影者が約2名。


東京都交通局上野懸垂線[モノレール]
上野動物園東園駅

 夜行性動物のいるところを見学したりして東園に着き、モノレールに乗車。

11:35上野動物園東園発→(東京都交通局上野懸垂線)→11:36上野動物園西園着

 モノレールは、発車してまもなく道路をまたぎ、すぐ西園に到着。
 東京都交通局上野懸垂線の乗りつぶし完了。

 動物園を出て御徒町駅近くのドトールで一服しているころ、雨は止んだ。

13:20御徒町発→(JR東北本線)山手線→13:26東京着

 しばらくぶりで東京以西の新幹線に乗車する。入線した列車は、車体にN700系との表示。こちらも窓側足元にはAC100Vの電源があって便利。

14:10東京発→(JR東海道新幹線・山陽新幹線)のぞみ39号→19:14博多着

 博多駅に着き、みどりの窓口で「旅名人の九州満喫きっぷ」を購入。

19:36博多発→(福岡市交通局空港線)→19:44赤坂着
2013/04/22

 旅名人の九州満喫きっぷ・1日目。
 天気はいくらかよさそう。
 JR筑肥線、松浦鉄道、JR唐津線を乗りつぶして鳥栖へ向かう。
 下車印は、押してもらわないことにしよう。私鉄に下車印があるとはあまり期待できないので。

05:58赤坂発→(福岡市交通局空港線、JR筑肥線)→06:28筑前前原着

 姪浜駅を出るとまもなく、海岸沿いに松林が見えた。

06:30筑前前原発→(JR筑肥線)→07:18唐津着

 虹ノ松原駅の近くでは松林が広がり、その中の道路を車が走っていくのが見えたりした。

 唐津までは電車でスイスイ進み、都市近郊路線の雰囲気だった。

 城下町・唐津に降り立った。ここから西唐津へ向かう列車の発車までだいぶ時間があり、待つだけではつまらないので、西唐津まで歩いた。


旧・唐津銀行

 途中、旧・唐津銀行、旧・高取家住宅、昔ながらの道路筋などを見ながら急いで進んだ。


旧・高取家住宅(休館日)

 高取家住宅は、炭鉱王として成功した高取伊好が自宅用に建てたもので、国の重要文化財となっているそうだ。


昔の道

 西唐津への移動中、昔ながらの道があった。所々にクランクがあって見通しが悪いあたり、いかにも城下町だ。

08:16西唐津発→(JR唐津線・筑肥線)→09:21伊万里着

 JR筑肥線・唐津〜伊万里は、3/17のダイヤ改正で列車本数が減ったため、乗継行程を組むのに苦労した路線。
 ここでは、林の中を走ったり、田畑が見えたりしてローカル色が濃かった。

 伊万里駅に着き、JR筑肥線の乗りつぶし完了。


(左)JR伊万里駅、(右)松浦鉄道伊万里駅

 伊万里駅は、南北に伸びる道路の西側にJRの駅舎が、東側に松浦鉄道の駅舎がある。歩行者は2階でこの2つの駅舎を行ったり来たりできるが、線路はその道路により分断されている。この線路は、約10年前まではつながっていたそうだ。

10:08伊万里発→(松浦鉄道西九州線)→12:39佐世保着

 松浦鉄道・佐世保行きに乗ったところ、所々で海が見えた。


たびら平戸駅

 途中駅のたびら平戸駅では、日本最西端の駅との表示。ここから平戸島へ渡る観光客も多いのだろう。

 佐々駅で乗務員が交替。ふと窓の外を見ると、使われなくなった上佐々駅の駅名標が放置されていた。これは、佐々駅のひとつ手前・清峰高校前駅の昔の名前。

 佐世保駅に着き、弓張岳展望台へ往復するバスについて確認のため観光案内所へ。
 市営バスの発着時刻は事前の調べどおり、佐世保駅前発14:29、弓張岳展望台着14:58、弓張岳展望台発15:09だが、案内嬢が言うには「バス停から展望台まで7分ほどかかるので、折り返しのバスに間に合わない。次のバスは17時台までない。弓張の丘ホテルが運行する無料シャトルバスもあり、それだと1時間に1本発着するので便利。ただし、宿泊、土産物の購入、飲食など何かしらホテルを有料で利用することが条件。タクシーだと片道2,000円くらい」の由。
 ここは、また次の機会としよう。


三浦町教会

 トンネル横丁へ向かって国道35号を進むとまもなく、道端の高い位置に教会が見えてびっくり。これは、三浦町教会というカトリックの教会で、道路の拡幅に伴って前の岩山が削られ現在の姿になったという。


トンネル横丁(左の岩山の下に寄り添って建ち並ぶ店々)

 佐世保駅からトンネル横丁までは、徒歩約10分。
 ここは、戦争中に岩山に掘られた防空壕が食堂、魚屋など様々な店舗に転用されて市場と化したもので、昔ながらの風情。岩山の上部はグラウンドだそうだ。

15:13佐世保発→(JR佐世保線)→15:44有田着
15:48有田発→(松浦鉄道西九州線)→16:13伊万里着

 松浦鉄道西九州線の乗りつぶし完了。

16:23伊万里発→(JR筑肥線)→17:03(遅17:04)山本着
17:04(遅17:05)山本発→(JR唐津線)→17:55久保田着

 JR唐津線の乗りつぶし完了。

18:04久保田発→(JR長崎本線)→18:43(遅18:45)鳥栖着

 佐賀駅では、高校生が大勢乗り込んできた。

 下車した鳥栖駅は、鹿児島本線と長崎本線との分岐点なので交通の要衝だったはず。そのわりには、駅舎はしょぼい感じだった。

2013/04/23

 三角線を乗りつぶし、バス乗り継ぎとフェリーで天草を抜け、肥薩おれんじ鉄道線で川内へ向かう。
 鉄道の利用が3,500円に満たない行程なので、旅名人の九州満喫きっぷは使わない。鳥栖から宇土までは往復乗車券の「ゆき」を使い、ほかは個別に運賃を支払って進む。
 天気は、ぱっとしない。

05:59鳥栖発→(JR鹿児島本線)→06:44大牟田着

 大牟田駅の近くで西鉄の線路が近づいてくるのが見えた。

06:58大牟田発→(JR鹿児島本線)→07:51(遅07:56)熊本着

 熊本駅の手前で踏切に障害物ありとのことで5分遅延。
 時間が足りなくなったので、鹿児島本線と三角線との分岐点・宇土駅で下車して三角行きの乗車券を購入することはあきらめ、熊本駅で三角行き乗り換えた。

08:02熊本発→(JR鹿児島本線・三角線)→08:55三角着

 三角線では高校生大勢が乗り込み、彼らは終点の1駅手前・波多浦駅で下車していった。

 三角駅に着き、宇土駅からの乗越運賃(540円)を支払って出場。
 JR三角線の乗りつぶし完了。

 三角駅前の産交バス三角営業所を訪れ、わくわく1dayパス熊本県内版(1,500円)で松島、本渡経由で牛深へ行けるかたずねたところ、快速バスは利用できない由。
 本渡まで快速バスを利用することで作り上げた行程なので、このパスの利用はあきらめ、個別に運賃を支払って進むことにした。

 ところで、乗車予定のバスは、三角駅前を通らない。バス停・五橋入口まで徒歩約10分かかった。

09:53(遅09:58)五橋入口発→(産交バス)快速→10:23(遅10:28)松島着

 バスは、すぐに天門橋という高い橋を渡ってなかなかよい眺めだった(とっさのことで撮影できず)。


松島展望台

 松島で下車し、宝の島ジパングにあるという松島展望台まで15分少々歩いて着いた。
 展望台は、島々や橋梁、養殖施設のようなものなど様々なものが見えてとてもよい眺め。
 このときは、雨天のためかたまに車での訪問者が現れる程度だった。
 せっかくの眺望なのに、展望台のてすりは錆びつき寂れているようなのは、意外だった。

11:45(遅11:51)松島発→(産交バス)快速→12:31(遅12:33)本渡バスセンター着

 ループ状の橋を渡って本渡に到着。
 ここでバス乗り継ぎ。

12:50本渡バスセンター発→(産交バス)→14:24(遅14:26)牛深港着

 牛深港までは、山あり川あり田植え直後の水田ありの田舎風景だった。

14:40牛深港発→(三和商船フェリー)→15:10蔵之元港着

牛深港から

 牛深港では小雨。乗り込んだフェリーから高架道路が見えた。

 牛深港と蔵之元港を結ぶフェリーは、前も後も同じような形らしく、入港すると今度は後ろ向きに進んだ。
 依然として雨がしとしと降っていた。


蔵之元港

 蔵之元港では、本格的な雨。バスの接続まで1時間以上ある。
 近くのバス停には、乗車予定のバス時刻がない。そこに停車中のバス運転士にきいたところ、バス停はあっちにもうひとつあるという。たしかにそこには、乗車予定のバス時刻が表示されていた。

16:33蔵之元港発→(南国交通バス)→17:32阿久根駅着
17:37阿久根発→(肥薩おれんじ鉄道肥薩おれんじ鉄道線)→18:13川内着

 八代と川内を結ぶ肥薩おれんじ鉄道線は、九州新幹線の開通まではJR鹿児島本線の一部だった。
 全区間が電化されているにもかかわらず、ジーゼルカーで運行されている。電車より安上がりなのがその理由だという。

2013/04/24

 旅名人の九州満喫きっぷ・2日目。
 鹿児島市交通局[路面電車]、JR指宿枕崎線を乗りつぶし、バスで伊集院へ抜け、JR鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道線で八代へ向かう。
 天気予報は、雨のち晴れ。

06:20川内発→(JR鹿児島本線)→07:11(遅07:13)鹿児島中央着

 鹿児島中央駅で下車し、路面電車に乗ろうとしたところ、朝の通勤通学ラッシュで混雑していて積み残されてしまい、次の電車に乗るはめに。

07:30鹿児島中央駅前発→(鹿児島市交通局唐湊線)→07:48郡元着
07:52郡元発→(鹿児島市交通局谷山線)→08:05谷山着

谷山電停

 谷山電停では、日本最南端の電停との表示。

08:10谷山発→(鹿児島市交通局谷山線・第一期線)→08:55鹿児島駅前着

鹿児島駅前電停
08:58鹿児島駅前発→(鹿児島市交通局第一期線)→09:01水族館口着

 水族館口電停で下車し、雨の中を鶴丸城跡へ向かった。途中、私学校跡という表示のある石垣あり。時間が押しているので、鶴丸城跡らしき石垣を交差点越しに眺めただけで電停に戻った。

09:23水族館口発→(鹿児島市交通局第一期線・第二期線)→09:34鹿児島中央駅前着

 鹿児島市交通局[路面電車]の乗りつぶし完了。
(注)ラッシュでどの電車に乗車しているの確認できないほど遅延がひどかったため、この路面電車については実際の発着時刻のみ記載した。


路面緑化

 ところでここの路面電車は、路面緑化されているのが自慢。エコだし見た目にもやさしい。

10:01鹿児島中央発→(JR指宿枕崎線)→12:49枕崎着

 枕崎行きに乗車中、雨は上がった。
 途中、喜入という縁起のよい名前の駅を通った。けっこう人気らしい。


西大山駅

 JR最南端の駅として有名な西大山駅に着くと「2分停車します。撮影されても結構です。発車はお知らせします」との車内放送。
 数名がホームに降りて駅名標などを撮影。
 ふと見ると、駅の外側からも10人くらいの観光客が見学していた。
 開聞岳は、彼方にかすんで見えるだけだった。

 薩摩板敷駅で高校生が多数乗車してきた。


枕崎駅

 枕崎駅に着き、JR指宿枕崎線の乗りつぶし完了。


さつま酒造・明治蔵

 駅から徒歩約15分で花渡川の岸まで来たら、さつま酒造・明治蔵が見えた。そこは、古ぼけて年季の入ったものかと思いきや、意外と新しくて立派だった。

13:45枕崎発→(鹿児島交通バス)→15:28伊集院着

 枕崎から伊集院までは、鹿児島交通枕崎線の廃線跡を走る路線バスに乗車。乗客はごくわずか。


加世田

 バスは山の中の寂しいところを進み、加世田に着くと、以前ここに鉄道駅があったことを示すSL、駅名標などが見えた。近くに記念館もあるようだ。
 高校生やおばちゃんが数名乗車。

 加世田から先は開けていて、民家などが建ち並ぶ風景が続いた。

15:37伊集院発→(JR鹿児島本線)→16:17川内着
16:22川内発→(肥薩おれんじ鉄道肥薩おれんじ鉄道線)→17:27出水着

 出水駅で下車し、徒歩17分で武家屋敷のある一角へ。


出水麓武家屋敷

 そこはとても静かで、まるで時間が止まった異空間に迷い込んだようだ。
 屋敷はどれも、石垣や生垣で囲まれ容易に内側は見えない。保存されている武家屋敷もあれば、普通の民家もあった。
 土産物屋も食堂も見当たらない。これは気に入った。

18:42(遅18:43)出水発→(肥薩おれんじ鉄道肥薩おれんじ鉄道線)→20:02八代着

 肥薩おれんじ鉄道肥薩おれんじ鉄道線の乗りつぶし完了。
 コンビニで、明日乗車予定の宮崎交通バスの1日乗車券を購入(1,800円)。

2013/04/25

 JR肥薩線、くま川鉄道湯前線とバス乗り継ぎで宮崎へ抜け、宮崎空港線を乗りつぶして宮崎に戻る。
 鉄道の利用が3,500円に満たない行程なので、旅名人の九州満喫きっぷは使わず、個別に運賃を支払って進む。

 八代駅で吉松駅までの乗車券(1,770円)を購入して入場。

05:44八代発→(JR肥薩線)→07:10人吉着

 肥薩線は、鹿児島本線が海側に完成する前は幹線ルートだったという歴史のある路線。
 八代から人吉までは、なだらかに流れる球磨川下流に沿って進んだ。

 途中、一勝地という縁起のよい名前の駅を通った。受験生やスポーツ選手などに人気だとか。

07:18人吉発→(JR肥薩線)→08:17吉松着

 人吉駅から由松駅までの区間では、大畑駅とその近くと真幸駅とその近くにあるスイッチバック(計4か所)が見所であるほか、日本三大車窓の一つとされる矢岳越えの眺望もある。


大畑駅

 大畑駅でスイッチバック。


スイッチバック

 大畑駅を出るとまもなく2つ目のスイッチバックがあり、そこを出ると今上ってきた線路が見えた。


矢岳越えの眺望(日本三大車窓の一つ)

 やがて視界が開けたので、急いで撮影。すると足元には、「日本一の車窓風景」との看板が見えた。


真幸駅(復路で撮影)

 3つ目のスイッチバックへ向かうとき、これから入る真幸駅が眼下に見え、なかなかよい眺め。これも縁起のよい駅名だ。
 真幸駅で4つ目のスイッチバック。

 吉松駅で下車し、人吉駅までの乗車券(720円)を購入して再入場。

09:06吉松発→(JR肥薩線)→10:03人吉着

 往路で撮り損ねたポイントで撮影しながら人吉駅に戻った。

 くま川鉄道・人吉温泉駅は、JR人吉駅ホームと隣り合わせのホーム上に駅舎がある。

 窓口で終点までの乗車券(680円)を求めたら、階段の裏のほうに券売機があるという。
 券売機で680円のボタンを押したら、こども用の往復乗車券が発券された。
 駅員に買い間違えたと申し出ると、そのまま乗って行ってかまわないと言う。

10:20人吉温泉発→(くま川鉄道湯前線)→11:03湯前着

 列車に乗車したところ、崖に穴が開いている「大村横穴群」という珍しいものが間近に見えた。

 おかどめ幸福という縁起のよい名前の駅を通った。ここもけっこう人気があるそうだ。


湯前駅(遠景)

 湯前駅に着き、くま川鉄道湯前線の乗りつぶし完了。

12:00湯前駅発→(西米良村営バス)→12:48(早12:43)村所着

 湯前駅から西米良村営バスに乗車。
 もう1人の乗客は少し進んだところで下車し、乗客は自分1人となった。
 バスは、国道219号(別名「米良街道」というらしい)をひたすら進んだ。山の中に入り、峠を越えると一ツ瀬川水系の支川に沿った深い山の中腹をスイスイ進んでとても景色がよく、谷底の集落まで降りてまた元に戻ることが2回ほどあった。

13:00(遅13:01)村所発→(宮崎交通バス)→14:26西都バスセンター着

 村所で宮崎交通バス・西都行きに乗車。ここから宮崎交通バス1日乗車券を使う。
 乗客は2人。バスは、細長くてくねくねと折れ曲がったダム湖の右岸を走ったり左岸を走ったり、よい景色だった。

14:40西都バスセンター発→(宮崎交通バス)→15:40(遅15:45)宮交シティ着

 宮交シティでは、5分の乗継で宮崎空港へ向かうバスに乗車する予定。
 バスは5分遅れて宮交シティに着いたが、乗車予定のバスも4分遅れてきたのでちょうど間に合って乗車できた。

15:45(遅15:49)宮交シティ発→(宮崎交通バス)→16:00(遅16:02)宮崎空港着

 下車して振り向くと、JR宮崎空港駅の入口が見えた。

16:19宮崎空港発→(JR宮崎空港線・日南線・日豊本線)→16:29宮崎着

 宮崎空港駅で乗車した普通電車は、3枚ドアで2両編成。窓がとても大きく、ドアとドアの間の3席を一つの窓でカバーしている。

 田吉駅を通ったところでJR宮崎空港線の乗りつぶし完了。

2013/04/26

 旅名人の九州満喫きっぷ・3日目。
 JR日南線、吉都線、肥薩線、日豊本線、鹿児島本線経由で鹿児島中央へ向かう。

05:33宮崎発→(JR日豊本線・日南線)→08:36志布志着

 宮崎駅で志布志行き1番列車に乗車したところ、乗客は約10人。


伊比井駅

 伊比井駅で15分停車。南国風情の木が見える(この木がフェニックスだとは、あとで通りすがりの人にたずねて知った)。

 乗客の多くは高校生。徐々に増えて定員ほどになり、飫肥駅で大勢下車していった。


大堂津駅付近

 大堂津駅の近くは、小さな島が見えたりしてよい景色だった。


大堂津駅付近(復路で撮影)

 志布志駅に着き、JR日南線の乗りつぶし完了。

09:00志布志発→(JR日南線)→10:21飫肥着

 飫肥駅まで戻って下車。ここは、酒谷川に沿う小さな城下町。
 泰平せんべい本舗という小さな店を見つけ、泰平せんべいをいくつか購入。


飫肥・大手門

 城はすでにないものの、大手門は復元し、古い屋敷は保存し、新しい家も古民家風にするなど街並み景観に配慮しているようだった。

11:42飫肥発→(JR日南線)→12:48南宮崎着

 ぽかぽか陽気で居眠りし、気がついたら田吉駅に停車中。乗り換え予定は次の南宮崎駅なので、まだ乗り越していない。ほっと胸をなでおろした。

13:01南宮崎発→(JR日豊本線)→14:00都城着
14:14都城発→(JR吉都線)→15:42吉松着

 吉都線は、民家、田畑、ビニールハウスなどが見えるのどかな田園風景の中を走り、小林駅を過ぎると山に上り始めた。

 由松駅に着き、JR吉都線の乗りつぶし完了。

15:45吉松発→(JR肥薩線)→16:37隼人着

 肥薩線の吉松駅から南は、山を下る一方だった。
 霧島温泉駅で高校生が大勢乗車した。
 隼人駅に着き、JR肥薩線の乗りつぶし完了。

16:39隼人発→(JR日豊本線・鹿児島本線)→17:25鹿児島中央着

 鹿児島中央駅ビルのドトールで一服。

2013/04/27

 往復乗車券の「かえり」を使って新幹線で弘前に帰る。途中、横浜で寄り道する。

06:09鹿児島中央発→(JR九州新幹線)さくら400号→07:49博多着

 乗車した新幹線は、博多行きの1番列車。通過駅は新玉名、新大牟田、筑後船小屋だけで、あとは全部の駅に停車する。
 新水俣駅で高校生が数人乗り込み、次の新八代駅で降りていった。
 博多駅に着き、JR九州新幹線の乗りつぶし完了。

08:05博多発→(JR山陽新幹線)のぞみ12号→12:54新横浜着

 新横浜駅で途中下車するとき、特急券の持ち帰りを申し出た。
 すると駅員は、「乗車券も貸してください」と言う。そして、特急券は、丸穴を開け、無効印を押して返してくれた。乗車券は、青字で新横浜駅と書かれた四角いハンコを押し、「このきっぷは自動改札を通れなくなったので、あとは有人改札を通ってください」と言って返してくれた。

 Suicaで新横浜駅に再入場。
 このとき、横浜高速鉄道みなとみらい21線を乗りつぶすか、それとも横浜市交通局[地下鉄]と相模鉄道(二俣川〜湘南台)を乗りつぶすか保留してあった件は、前者を選択した。
 乗換えに忙しい後者は、次の機会にしよう。

13:09新横浜発→(JR横浜線・東海道本線)→13:21横浜着

 Suicaで横浜駅を出場。

13:41横浜発→(横浜高速鉄道みなとみらい21線)→13:49元町・中華街着

 横浜高速鉄道みなとみらい21線の乗りつぶし完了。

 久々に中華街を訪れた。観光客があふれている。
 気が向いたので、とある食堂に飛び込み麻婆定食を注文。熱くて辛いが香辛料の効いたオツな味だった。
 にぎやかな中華街にひっそりとたたずむその店は、客はほかにだれもいなかった。

15:04元町・中華街発→(横浜高速鉄道みなとみらい21線)特急→15:11横浜着

 JR・横浜駅の有人改札で往復乗車券の「かえり」を提示し、「新横浜で下車した」と申し出ると、「ここまでどうやってきましたか?」とのお訊ね。
 「別にきっぷを買いました(※)」と答えると、「はい、どうぞ」とそこを通してくれた。
(※)実はSuicaなのだが、別に運賃を支払ったという意味では同じ。

15:41(遅15:42)横浜発→(JR東海道本線・東北本線)京浜東北線→16:27(遅16:28)上野着

 上野駅に着き、近くのドトールで一服。

18:02上野発→(JR東北新幹線)はやて45号→21:26新青森着
21:36新青森発→(JR奥羽本線)→22:11弘前着

(乗りつぶした区間)
JR九州新幹線(全区間:博多〜鹿児島中央)
JR鹿児島本線(鹿児島中央〜鹿児島)
JR筑肥線(全区間:姪浜〜唐津、山本〜伊万里)
JR唐津線(全区間:久保田〜西唐津)
JR長崎本線(鳥栖〜久保田)
JR佐世保線(有田〜佐世保)
JR三角線(全区間:宇土〜三角)
JR肥薩線(全区間:八代〜隼人)
JR指宿枕崎線(全区間:鹿児島中央〜枕崎)
JR日南線(全区間:南宮崎〜志布志)
JR宮崎空港線(全区間:田吉〜宮崎空港)
JR吉都線(全区間:吉松〜都城)
東京都交通局上野懸垂線(全区間:上野動物園東園〜上野動物園西園)
福岡市交通局空港線(博多〜姪浜)
松浦鉄道西九州線(全区間:有田〜佐世保)
肥薩おれんじ鉄道肥薩おれんじ鉄道線(全区間:八代〜川内)
くま川鉄道湯前線(全区間:人吉温泉〜湯前)
鹿児島市交通局第一期線(全区間:武之橋〜鹿児島駅前)
鹿児島市交通局第二期線(全区間:高見馬場〜鹿児島中央駅前)
鹿児島市交通局谷山線(全区間:武之橋〜谷山)
鹿児島市交通局唐湊線(全区間:鹿児島中央駅前〜郡元)
横浜高速鉄道みなとみらい21線(全区間:横浜〜元町・中華街)

(後日談)
 飫肥の泰平せんべいは、手焼き。
 買ったのは、オリジナル・泰平せんべいと季節限定よもぎ入りの2種。
 賞味したところ、餅米ベースで薄く、ウエハースを少し硬くしたような食感で、甘みは少しだけ。
 この上品ではかない菓子、気に入った。


トップ

Copyright (C) 2013 TurtleNeck. All rights reserved.